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洒水の滝
洒水の滝は、日本の滝百選にも選ばれた名滝。また、古くから修験者の修行の地として、多くの修験者が厳しい滝行を行ったと謂れています。
かながわの景勝50選・名水百選
日本の滝百選・かながわ未来遺産100 選定


洒水の滝は酒匂川の支流、滝沢川にあり、「日本の滝百選」に選ばれる名瀑です。
その水は大変美しく「全国名水百選」にも選出されています。
洒水の名の由来は、密教用 語の「清浄を念じてそそぐ香水」を指す「しゃすい」からと謂われています。
雄大なその姿は三段からなり、落差は上から一の滝は69m、二の滝は、16m、三ノ滝は29mという豪快な滝で、古から相模の国第一の滝とされ、「新編相模国風土記稿」では、「蛇水の滝」と記されています。

平山洒水の滝不動尊常実坊
明治21年に、洒水の滝で百日間の荒行を積んだ文覚作の不動明王像(石刻座像)をこの地に安置したことから洒水の滝不動尊と呼ばれるようになり、多くの信者が訪れるようになりました。 また、同じ年に、滋賀県大津市の三井寺から常実坊を遷座し、現在の「常実坊」となりました。 ここには町指定重要文化財の「春日舎利厨子」が保存されています。


洒水の滝祭り
「洒水の滝祭り」は、毎年7月4日に行われる滝開き式です。 箒持ちを先頭に馬鈴師や導師、僧侶などが滝への道を掃き清める名瀑おろしの儀式が行われ観光客の安全を祈願します。
滝の前では、式典や洒水太鼓をはじめとする太鼓の競演を行います。
その後、滝不動尊境内で、火祭りが行われます。火の周囲に、御幣が吊り下げられ、あぶられた御幣は無病息災のご利益があるといわれ、来場者が競って持ち帰ります。

名瀑おろしの儀式 洒水太鼓奉納


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